月別アーカイブ: 2015年4月
▪️せんいの街をめぐる
今、お店の入り口近くに
写真家の末松グニエ文さんにお借りしたタペストリーが、掛けてあります。
このタペストリー形式の写真展が、近くのいちい信用金庫さんにて開催中ですよ。
せんいの街のせんい業界の写真を撮り続けている、末松さんの写真展。
先ほど見に行ってきました◎
尾州の繊維や、生地、素材感が感じられて
大きな大きなタペストリーに印刷され
迫力と立体感がありおもしろい展示でした。
私の祖父母も繊維の仕事をしていたので、工場の写真もなつかしく、いろいろな話で盛り上がりました。
おじいちゃんの工場も、
今はなくなっちゃったけれど、
写真に納めていればよかったなぁ。
祖父母が元気なうちに、糸の話や仕事の話、いろいろきいてみよう。
一緒に写真展も見にいこうかなと
思いました。
いちい信用金庫本店さんは
当店からも歩いて3分くらいの場所ですので、みなさまも
ぜひお出かけしてみてくださいね。
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末松グニエ 文 さんの
写真展
『糸がつむぐお話』タペストリー編が
4月20日~5月1日まで
10-16時 いちい信用金庫本店2階にて
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また、4月29日(水)
木工房すえひろでは手しごと市を開催します。
この日は
一宮の駅近くの築82年のレトロビル
尾西繊維協会ビル
で、1日だけの素材マーケット
アール・マテリアル・プロジェクトが開催されますよ。
お店にもパンフレットが置いてあります◎
尾州で生まれたウールや綿、麻など糸や布たちの、サンプルや、普通は流通しない眠れる素材、
上質な糸や新旧ストックがたくさん並びます。その中から価値のあるものを発見し、新たな価値を見出すのがアール・マテリアル・プロジェクト。
築82年のレトロビルも、見所がたくさんあります。
こちらもぜひお出かけくださいね。
アール・マテリアル・プロジェクトは今回は入場に事前登録が必要ですので、
こちらをご覧くださいね。
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4月29日の
すえひろ手しごと市の
出展者さんのkitamaさんも、
地元一宮の毛織会社さんです。
木玉毛織さんの商品、kitamaさんのオーガニックコットンガラ紡の糸や靴下、ベビー用品、
ガラ紡という古い機械を使って、
オーガニックコットンの落ち綿を糸にしています。
ゆっくりと紡績するので、
小さくなった落ち綿でも十分使い切ることができるのだそう。
ゆっくり紡がれたガラ紡の糸は、ぽこぽこふわふわ、小さな優しい肌さわりです。
そういえば
木工房すえひろの建物も、もともとは
繊維会社の建物でした。
築45年くらいの建物を、改築して店舗としています。
階段が急だったり、段差もあちこちありますが、
少しずつ手を入れて使っています。
4月29日は
せんいの街の
マテリアルや、モノやコト
いろいろ繋がって
受け継がれたり続いたり
新たな価値を見出したりの、
せんいの街をめぐる
1日にしても楽しめそうですね。
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