■テーブルと脚、椅子の関係。
木工房すえひろでは
植物性のオイルで仕上げをした
無垢材の家具や、
一枚板のテーブルを製作しておりますが
基本的に、一枚板につける脚は
置き脚でオススメすることはありません。
大きくて重い一枚板を
簡単な置き脚に置くだけでは
安全性、デザイン性も損われてしまいます。
置き脚タイプではなくて
きちんと
脚を製作し、
天板に取り付け固定することにより
安全性、デザイン性にも優れ
実用性にも富んだ家具になります。
脚のデザイン、木の種類、
取り付け位置も選んでいただけるのですよ。
たとえば
ブラックウォールナットの
一枚板に↓
こんなすっきりした脚なら
カウンターやデスクのようにもなりますね。
座卓用の脚をつけると・・
こんな感じになります。
そして、ケヤキの一枚板(長さ1900mm)
に、すっきりとした脚を取り付けると↓
この脚のデザインですと、
出入りが楽チンです。
迫力のある、一枚板のテーブルに、
すっきりとした脚を付け
椅子も、すっきりとした
軽めのデザインのものを選んでも
相性がいいのですよ。
(こちらは、宮崎椅子製作所の椅子pepe)
そして、ケヤキの一枚板に
脚を違うデザインのものにすると・・・
こんな感じになります。
また印象が変わります。
そしてそして
たとえば、椅子を変えると
こんな感じ。
こちらは楢の木の回転椅子。
肘付きと肘無しとがあります。
またまた椅子を変えると
ブラックチェリー材の
背もたれが高い椅子。
こちらは
ブラックウォールナットの椅子
こちらは
楢の木の椅子。
木の種類が違っても、
違和感なく置けるのですよ。
自分の体に合った椅子を合わせて、
家族みんなでそれぞれ違った椅子を
選ばれるお客さまも
いらっしゃいます。
こんな感じで
様々な椅子からお選びいただけて、
一般的なの、”ダイニング5点セット”
などの販売ではなく
あなただけの家具、
あなただけの組み合わせで
製作していきます。
個性がとってもでて、
自分たちで選んだ家具なので
愛着もよりいっそう沸きますよ。
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ちょこっと
小話。
こちらは以前納品させていただいた
ケヤキの一枚板↓
素敵な和室に
雰囲気が合っていますね。
実はこのケヤキの一枚板、
大きな大きな丸太だったのですが、
丸太の下の部分で
この、木の臼を
製作したのですよ~
(御餅つきで使用したものです。)
この臼は漆で仕上げたので
色が濃いですが、
上の写真の板と
同じ丸太から製作したのです。
そう思うと
なんだか不思議な感じ。
おんなじ丸太から
こんなに姿形が違うモノが出来上がりました。
木って
すごいですよね。