▪️木が家具に生まれ変わる


 
 
 
岐阜の高山にある弟の工房
 
『久米製作所』
 
先日、打ち合わせなどもあり、
家族で、高山に行っておりました。
 

 
 
木工房すえひろのオリジナル家具や、
オーダー家具は、この場所から
生まれております。
 
 
 
 

 
 
 
 
この板の状態になるまでも、
長時間の天然乾燥を行い、
その後に人口乾燥を
そして日陰干しの工程を経て初めて使うことができます。
 
 
 
 

 
こんな感じで板が
積んであると、
いったいこれが、
どこをどうやって、
家具になるのか、

なかなか想像できないかもしれませんね
 
 
 
こちらのスタンバイ中の木の板たちを、
それぞれの形や木目、表情や、状態を
念入りに確認し、
活かしていく。
 
 
職人の目と技術により、
木の板が
家具に生まれ変わります。
 
 
 
 

 
夫も
手伝い中。
 

削った、木の皮。
 
 
 
 

板の表情を活かして製作する
ベンチ。
 
板を磨き、オイル仕上げをしていくと、
その木の本来の色味や光沢、質感が現れます。
 
 

 
 
ホゾ組みと、
吸い付きざんで
しっかりと作ります。
 
 
 
4枚から5枚の板を活かして
幅を合わせて製作する、テーブルは、
こんな風に製作していきます。

 

 
 
 

 
 
家族の集まる
ダイニングテーブルや、
椅子。
 
 
 
 
 
 


こちらは、リビングテーブルに。
 
一枚一枚、
無垢板を見ながら合わせていき、
お客様のご要望のサイズでお作りしたテーブルです。
 
納品した時も、とても喜んでいただけて
大切に使います、とおっしゃっていただけました。
 
 
 
 
こちらは

キッチンカウンターの
下の部分に、
大好きな器を納めたい、とのご要望で
サイズぴったりで製作した
食器棚。
上の小さな棚にはお気に入りのマグカップを。
下のガラス扉付きの棚には、
プレートや、大きめのお皿、
ルクルーゼも入るように。
 
 
こちらも山桜材で製作しましたよ。
オーダー家具だからもちろん
サイズもぴったりですが、
お部屋の雰囲気にも、しっかり馴染んでいました。
オーダーして良かった~と言われ
嬉しい瞬間。
 
 
 
 

 
壁面収納の本棚も製作。
同じ材でソファーの前のテーブルも。
 
 
 

ベッドも製作させていただいております。
 
木の温もりと、よい香り。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何十年~何百年もの樹齢の木が
家具として生まれ変わるには
長い道のりですが、
 
 
その分大切に製作して、
 
一生ものとして
大切に
使ってもらえる家具を。
 
 
 
 
 
そして木の家具を通して
多くの幸せに携われるのは
とても
幸せなことだなぁと
しみじみ思うのでした。
 
 
 



 
現在は、
山桜の貴重な一枚板で、ダイニングテーブルを製作中。
 
なかなか幅広の山桜の一枚板はでないのです、
節や美しい木目を活かしながら
丁寧に作っていきます。
 

 
丸太から
 

 
仕上げる前の一枚板。高山で育った
山桜の木です。
 
 

 
そり止めを、裏側に
吸い付きざんで、入れます。
 
 
 

 
一枚板ならではの、
節や木目も活かしながら。
 
この大きな羽のような節には、
今回
象嵌(ぞうがん)
をいれることにしました。
山桜の一枚板にちなんで、象嵌は
桜の花びらの形で。
 
 
 

 

 
 
 
 
このリボンみたいな形は、『ちぎり』と言います。
割れを留めるために、
ちぎりをいれます。
 
 
 
 
 
この、ちぎりを作った端材で、
ブローチ作ろうかなぁ。
 
 

 
 
山桜の一枚板の
テーブル、
出来上がりを楽しみにしていてくださいね。
 
 
 
 

工房で遊ぶ
甥っ子くん。
 
押して~と
目で訴えてるとこ。
 
ニヤっと笑う愛きょうがある顔と、
元気であちこち動き回って
突進していくところが
弟の小さい頃に似ているなぁ。
 
 


 
高山では、
家族みんなで
森のエコハウスという
一軒家を貸し切って
おとまり。

キッチンも広くて、
いろいろ持ち込んだものや、
高山で買った
美味しいパン屋さんやお寿司屋さん、焼き鳥などを買って
みんなでワイワイ。
 

 
 

 

 
 
朝は6時に起きて
みんなでお散歩
からの、
記念撮影(笑)
 

 

 

 
高山を満喫しました。


 


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